マインドフルネス概論
井上ウィマラ先生担当 土曜夜クラス(20時₋22時) 11/23 開講予定(税込165,000円)
受講生募集中!
※ ACTの回は熊野宏昭先生が担当します。
昨年のマインドフルネス概論初回の内容を一部、お届けします!
日本のマインドフルネスの伝統と現代のニーズを融合し、個別対応や共同体の価値を大切にしたこの講座は、内面的な成長を求める全ての方におすすめの学びの場です。
動画(20分間)でのトピック↓
● マインドフルネスとは?
● マインドフルネスのこれまでと、これから
● 「Mindfulness」という英訳、「念」という漢訳
● MBSR(マインドフルネス低減法)
● マインドフルネスの概要
● 全体性にふれること
● 言葉にされないスピリチュアリティ
● 病から解脱、そして思いやりへ
マインドフルネス概論の魅力 4つのポイント
個別指導
各回のリアクションペーパーを通じて、井上ウィマラ先生から個別のフィードバックを受けることができるのが本講座の貴重な特徴です。受講生一人ひとりに寄り添い、個々の体験や疑問に合わせた思いやりのあるコメントを提供してくれるため、深い学びと自己成長が促進されます。
録画あり
講義の録画で何度でも復習できる点も大きな魅力です。学習の進行に合わせて、以前の講義を見返すことで理解を深めたり、時間が経つことで新たな気づきを得たりできます。各回の学びを自身のペースで積み重ねられるのも、本講座ならではのメリットです。
伝統から現代へ
日本のマインドフルネスは仏教的な教えと密接なつながりがありますが、本講座ではその伝統に基づきながら、現代心理学や第三世代の認知行動療法も取り入れ、深く実践的な理解を追求します。これは日本の豊かな精神文化に根ざしながらも、今の社会に適したマインドフルネスの学びです。
コミュニティ
日本のマインドフルネス文化において大切にされる「共同体」(コミュニティ)の価値が重視されています。リアクションペーパーの共有や、ブレイクアウトルームでの他の受講生とのシェアリングを通じて、参加者同士が互いの視点や体験を共有し、学びを深め合う場が提供されています。
マインドフルネス概論 日程および内容予定
◎ 日程 ◎ ※すべて20時₋22時
2024年
・モジュール1(10時間)
①11月23日 ②12月 7日 ③12月21日
2025年
④ 1月18日 ⑤ 2月 1日
・モジュール2(10時間)
⑥ 2月22日 ⑦ 3月 8日 ⑧ 3月22日 ⑨ 4月 5日 ⑩ 4月19日
・モジュール3(10時間)
⑪5月10日、⑫5月24日、⑬6月7日、⑭6月21日、⑮7月5日
◎ 内容予定 ◎
・モジュール1(10時間)
① これまでとこれから
② アジアの仏教・西洋の仏教・社会参加仏教
③ アーナーパーナサティ
④ サティパターナスッタ
⑤ 四無量心
・モジュール2(10時間)
⑥ 幸福について
⑦ 学びのステップ:戒・定・慧
⑧ 解脱と悟り
⑨ 三宝:目覚め・教え・コミュニティ
⑩ ※特別講義:ACT:第三世代の認知行動療法 (担当:熊野宏昭、日程変更の可能性あり)
・モジュール3(10時間)
⑪ マインドフルネスとケア
⑫ MBSR:カバットジンによる現代化
⑬ 愛着・悲嘆・トラウマそしてコミュニティ
⑭ GRACE:マインドフルネスによる燃えつき防止
⑮ マインドフルネスから倫理へ
マインドフルネス・カレッジについて
マインドフルネスをそのルーツから最前線まで体系的に学べる
日本で唯一の専門家育成オンラインプログラム!
マインドフルネスの伝統を学び、それを自らの人生や人間関係、社会全般に
いかしていくための広範な知識・技能を基礎的なものから体系的に教授します。
私達日本人は元々、マインドフルネスの豊かな伝統を持っています。禅は言うまでもなく、俳句や茶道、書道、華道、武道、日常の所作や習慣、振舞い方、言葉遣いなど、それらの中に現代人の無意識になっているけれど、失い切っていはないマインドフルネスが豊かに息づいています。
今、改めて世界のマインドフルネスの流れを見るときに、わたしたちはもう一度自分たちのルーツ、東洋的な文化や宗教を見つめなおす必要があるように思います。そしてわたしたちは日本文化にある豊かな伝統にもう一度立ち返り、日本的なマインドフルネスを再構築し、世界に発信していくことができるのではないでしょうか。「日本のマインドフルネス」をともに探求する旅を、ご一緒しませんか?
マインドフルネス・カレッジは、「日本のマインドフルネスを探求しよう。」をテーマに、マインドフルネスを軸とした幅広い内容の講座を提供するオンライン・プログラムです。マインドフルネス概論や演習、コミュニケーション、ファシリテーション、非暴力コミュニケーション、臨床(心理・医療分野での応用)、ヨガ、最新のマインドフルネス研究までを体系的・横断的に網羅する充実したプログラムを提供します。終了後も研修やフォローアップを行い、コミュニティとしての熟成を目指します。
マインドフルネスを本格的に学びたい方やマインドフルネスの指導者、今後指導をしたい方、マインドフルネス研究を根源から深めたい方はぜひご参加ください。お待ちしております!
担当講師:井上ウィマラ先生(マインドフルネス概論ほか)、島田啓介先生(マインドフルネス演習)、西東万里先生(非暴力コミュニケーション論)、熊野宏昭先生(マインドフルネス研究方法論)、杉浦義典先生(心理学とマインドフルネス)、藤野正寛先生(脳科学とマインドフルネス)、中野民夫先生(マインドフル・ファシリテーション担当)など。
井上ウィマラ学長からの
メッセージ
カレッジでの学びの種は、ビレッジに象徴される日常生活における困難や苦しみの周りに湧き上がる喜怒哀楽であり、その学びの成果を日常生活やビレッジに還元してゆくことが学びの喜びとなり原動力となります。ビレッジとカレッジの間で生まれる互恵的な循環が、新しい社会を作り出してゆくための潤滑油となってくれることを夢見ています。
(井上ウィマラ学長。元高野山大学スピリチュアルケア学科教授。1959年、山梨県生まれ。京都大学文学部哲学科宗教哲学専攻中退。曹洞宗とミャンマーのテーラワーダ仏教で出家して瞑想修行。その後、カナダ・イギリス・アメリカで瞑想を指導。バリー仏教研究所客員研究員を最後に還俗。マサチューセッツ大学医学部で瞑想に基づくストレスリダクションプログラムの研修を受けて帰国。主な著書に『心を開く瞑想レッスン』(大法輪閣)、『呼吸を感じるエクササイズ』(岩波書店)、『人生で大切な五つの仕事』(春秋社)など多数。瞑想に関する翻訳も多数手がけており、『呼吸による癒し』、『やさしいヴィパッサナー瞑想入門』(共に春秋社)などがある。)
マインドフルネス・カレッジの特長
ここでしか学べないことがある。
特長1
オンライン開催、最大5年間まで延長可なので、忙しい方でも参加しやすい。録画は講座終了後1年間有効、何度でも復習できる。
特長2
ビレッジとカレッジを行き来することで、十分な体験・実習を積むことができる。
特長3
日本のマインドフルネス界をリードしてきた一流講師から直接の指導、最先端の研究に触れられる。
特長4
日本の伝統に根差したマインドフルネスを探求すると同時に、現代の日本に即したマインドフルネスの応用方法も学ぶことができる。
特長5
総合的なカリキュラムデザインにより、自らの人生や人間関係、社会全般にいかせる広範な知識・技術を学ぶことができる。
合計200時間に及ぶ充実したカリキュラム
必修科目(概論、演習、コミュニケーション)を基盤として、コミュニティの仲間とともに総合的な学びを体験できます。
マインドフルネス・カレッジ修了認定基準
このプログラムは、マインドフルネスの専門家育成を目的とするものです。マインドフルネス・カレッジ認定のマインドフルネス専門家は、身体的、感情的、そして精神的にある程度の健やかさと安定性を維持し、自らが瞑想を安全に実践し、そして他者に対してガイドするための技量が必要です。
マインドフルネス・カレッジの理念*及びマインドフルネス・カレッジ生の倫理規定*に照らし、以下のような能力を身につけ、かつ所定の単位を修得した方に修了証を授与します。
・体系的に学んだマインドフルネスの専門的な知識と方法論に基づいて、自らの人生や社会全般における諸問題に総合的に向き合う能力が、一定の水準に達したと認められる方。
・いのちの尊重という精神に基づき、人間と自然の存在に対して智慧をもって敬い、多様な伝統及び文化がもつ価値についてコンパッションをもって理解している方。
修了の審査は、以下に掲げる認定基準に従って行われます。
認定基準
① 出席
80%以上の出席が必要です。出席と認められるには、時間通りに到着し、セッション継続中は留まる必要があります。遅刻、早退が多い場合、認定が拒否されることになります。いかなるセッションでも欠席の必要があれば、事務局に事前にお知らせください。欠席の場合は責任を持ってその講座の録画を適切な期間内に視聴し、視聴後にはその旨を事務局に報告をしなくてはなりません。
② 積極的なクラス参加
ベストを尽くしてカレッジの活動に出席し、積極的に参加してください。クラス内での交流によってカレッジがコミュニティとして機能し、それぞれの参加者の学びがサポートされます。
③ 指導の能力と技量
カレッジ生はマインドフルネス瞑想を安全かつ効果的にガイドするためのスキル習得を行います。技能の中には以下のことも含まれます。
・自分自身と他者及びその両者の関係性に対する注意を適確に向けること
・フィードバックを受け取り統合すること
・他の受講生の時間と体験を尊重すること
・マインドフルネス・カレッジの倫理規定を明確に表現し具現化できること
・個人的な必要性や配慮を、適切な時間に、適切なスタッフに伝えられること
④評価(アセスメント)
受講生は内容課題を統合するために一連の評価を受けます。評価は、自己評価に基づいたジャーナル、講座のレポートや課題、卒業発表が含まれます。これらの評価が十分であるとマインドフルネス・カレッジ学長及びビレッジ村長、事務局が認定することが認定基準に必要となります。
⑤課題
課題が出されることがあります。修了証を受けるには、受講生はこれを完了させ、すべての課題や資料を提出しなくてはなりません。
マインドフルネス・カレッジ倫理規定
①マインドフルネスの専門家としての姿勢と倫理的行為
専門家としての姿勢や倫理的行為によって、安全で質の高い生徒の体験や継続的な学びの環境を促します。以下が、専門家としての姿勢や倫理的行為の指針となります。
・マインドフルネスとコンパッションについて、身体的、感情的、そして精神的に自己研鑽を積むこと
・分ち合った受講生の情報の守秘義務を守り、安心安全な場づくりに協力すること
・グループワークやシェアリングの最中は、受講生や講師を尊重して傾聴すること
・他者の文化的・宗教的な違いを尊重すること
・コミュニケーションには正直であること
・意見の違いや評価(アセスメント)に対して、適切な形でコミュニケーションをとること
・クラスやミーティングの時間を守ること
・適切な休息をとること
②マインドフルネス・カレッジは、人種、肌の色、国籍、性別、年齢、婚姻状況、障害、性的な好みに基づいて差別することはありません。
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カレッジについて綴っています
February 25, 2022 · 島田啓介